Godox AD200Pro は Godox のバッテリー式モノブロックストロボの中でもオプションの豊富さで頭一つ抜きん出ている製品です。標準でスクエアヘッドとベアバルブの2つのヘッドが同梱されていますが、スクエアヘッドは光の拡散が小さいうえにモデリングランプが暗いなど使い勝手がいまひとつ良くありません。いっぽう、ベアバルブは光の拡散は大きいのですがモデリングランプがないため暗所での撮影では不便に感じます。
そこで、Godox AD200/AD200 Pro 用のオプションとして別売りされているラウンドフラッシュヘッド Godox H200R を購入しました。
Godox H200R
レビュー
ここでは、H200R ラウンドヘッド と AD200Pro に標準添付されているスクエアヘッドおよびベアバルブについて、モデリングランプとフラッシュバルブの実写による比較を行います。
モデリングランプ
スクエアヘッドと H200R ラウンドヘッドに装備されているモデリングランプについて、光の拡散状況、色温度、照度(光源までの距離1メートル)をそれぞれ測定した結果を以下に掲げます。*1
なお、スクエアヘッドのモデリングランプは光量が固定で一段階しかありませんが、H200R ラウンドヘッドは光量が三段階に調整できるので最大の光量で測定しました。*2
参考までに、スクエアヘッドに S-R1 ラウンドヘッドアクセサリーアダプターリングとAK-R11 ドームディフューザーを付けて光の拡散がどのくらい変化するかも調べてみました。
フラッシュバルブ
つぎに、3つのヘッドのフラッシュバルブについて、光の拡散状況と色温度をそれぞれ測定した結果を以下に掲げます。なお、フラッシュの光量はすべて 1/4 に設定しました。
参考までに、スクエアヘッドに S-R1 ラウンドヘッドアクセサリーアダプターリングとAK-R11 ドームディフューザーを付けて光の拡散がどのくらい変化するかも調べてみました。