物撮り中にライトスタンドが倒れて Godox AD300Pro のガラスプロテクションカバーが砕け散りました(涙)。この記事はその顛末記です。
それは一瞬のことだった
自宅リビングでちょっとした物撮りをしていたときのこと。不精して井草カーペットの上にライトスタンドを置いて Godox AD300Pro で天井バウンスをしていたのですが、井草カーペットのクッションが良すぎて、ふとした弾みにライトスタンドが倒れました。
とっさにライトスタンドを掴んだので、AD300Pro が床に叩きつけられる事態は避けられたのですが、ちょうどライトスタンドが倒れた先にあったテーブルの小端(こば)に AD300Pro の先端が当たってしまい、パリーン!という乾いた音とともに辺り一面にガラスが飛散しました。
「うわっ、やってしまった」
そう思いました。55,000 円の照明機材がスクラップになった衝撃に、一瞬頭の中が真っ白になりました。とりあえず砕け散ったガラスの破片を拾い集めました。それは AD300Pro のフラッシュチューブの保護ガラス(ガラスプロテクションカバー)の破片でした。
あらためて AD300Pro のヘッドを見るとフラッシュチューブは無傷のようでした。さしあたり使用上の問題はなさそうなので、そのまま物撮りを続けました。露出は一段以上明るくなっていました。ガラスプロテクションカバーは取り外し可能なので、露出を稼ぎたいときはカバーを外しての運用もアリだな、と思いました(脳天気)。
補修部品の手配
Google 先生にお願いしてみる
ガラスプロテクションカバーが無くても使えるとは言っても、やはり気持ちが悪いです。ストロボでの撮影中にフラッシュチューブが破裂してモデルさんが怪我をする *1 という事例もあるようなので、フラッシュチューブの破裂対策としてもガラスプロテクションカバーはあったほうがいいです。
そこで「AD300Pro 保護ガラス」で Google 検索をしてみたら、いくつもヒットしました。写真機材専門店、家電量販店、Web ストア・・・などなど、めぼしいショップでは例外なく *2 扱っていました。さすがは GODOX、庶民の味方です。
ざっと調べた範囲では、販売価格が一番安いのは銀一でした。ただし、銀一は送料が別途かかるので、単品で注文するなら送料無料のヨドバシのほうがトータルで安く済みます。また、銀一は「取り寄せ(在庫をもっていない)」になっていたので、今回は「在庫あり・即納」になっていたヨドバシに発注しました。*3
- [ヨドバシ.com] GODOX ゴドックス GX・ガラスプロテクションカバーAD300Pro用
- [GIN-ICHI] GODOX(ゴドックス) AD300 Pro用ガラスプロテクションカバー/253517
【付記】AD300Pro 専用アクセサリ
今回、ネット検索をした結果、ガラスプロテクションカバーだけでなく、交換用フラッシュチューブや AD300Pro 用大型リフレクター、 AD300Pro 用バーンドア、AD400Pro の各種アクセサリを使用できるようになるアダプターリング AD-AB など、いろいろな AD300Pro 専用アクセサリが見つかりました。参考資料として KPI(株式会社ケンコープロフェッショナルイメージング)のリーフレットの一部を以下に転記します。*4
ガラスプロテクションカバーの到着
発注した翌々日にヨドバシから荷物が届きました。梱包を解くと小さな箱が入っていました。箱の中にはガラスプロテクションカバーが1個入っているだけで、取扱説明書の類は入っていませんでした。
ガラスプロテクションカバーの装着
AD300Pro に添付されていた取扱説明書(英文・中文)にガラスプロテクションカバーやフラッシュチューブの交換方法の解説が記載されていました。とは言っても、スナップインで嵌め込むだけの構造なので取説を見るまでもなかったのですが・・・。
以上で作業は終了です。