PeakDesign のアンカーリンクスは、カメラのストラップに革命をもたらしたと言っても過言ではない優れモノですが、アンカーハウジングの裏面が金属板(スチール)で作られているためにカメラにぶつけて打痕やキズを付けてしまう恐れがあります。そこで、本コラムでは PeakDesign のアンカーハウジングに打痕対策を施す方法を解説します。
打痕対策とは言ってもそんなたいそうなものではなく、アンカーハウジングの裏面に緩衝材を貼り付けるだけです。数種類の部材を試してみたのですが、Hikari というメーカから発売されている硬質フェルト(品番 PQ7141)が厚さもほど良く加工もしやすいので、これを使うことにしました。
まず、硬質フェルトをハサミやカッターナイフ等で適当な大きさ(アンカーハウジングより1周り小さい程度の大きさ)にカットします。
次に、カットした硬質フェルトの上端二箇所の角をカッターナイフで面取りします。
面取りはそれほど厳密に円形に整形する必要はありません。
面取り作業を終えたら、硬質フェルトの裏紙を剥がしてアンカーハウジングに貼り付ければ作業は終了です。