pepe’s blog

雑多な趣味に関して深く浅く広く狭く語るブログです。

XTAR 1.5V 単三リチウムイオン充電池 (4150mWh) + 充電器 セット

以前に XTAR 社のリチウム充電池および充電器に関して取りまとめた記事を投稿しました。これは筆者が実際に購入するにあたっての忘備録を兼ねたものだったのですが、XTAR 社の担当の方の目に留まったようで、商品を提供するので評価記事を掲載してほしいというご要望をいただきました。

当ブログのレビュー記事は基本的に自腹を痛めて購入したものを忖度なく評価することにしているため商品提供を受けるかどうか悩んだのですが、記事の条件等は一切なく製品の評価をお願いしたいということでしたので、ありがたくお受けすることにしました。

なお、商品提供は昨年末にいただいていたのですが、年末から年始にかけて手術のための入退院を3回 (うち2回は救急搬送) も繰り返すというアクシデントに見舞われてしまい、記事の作成および公開が遅くなってしまいましたことを読者の皆さん ならびに 関係各位に深くお詫び申し上げます。

XTAR 1.5V 4150mWh リチウムイオン電池 + 充電器 セット

今回 XTAR 社から提供されたのは、最新のリチウムイオン充電池 (4150mWh) と充電器 L4 のセットです。ここで注意するべき点は 4,150mWh という電池容量表示で、一般的な電池容量表示 (mAh) に換算すると 2,500mAh に相当します。*1

パッケージの裏表

同梱の L4 充電器は リチウムイオン電池 (1.5V) と Ni-MH 電池 (1.2V) の双方に対応したもので、異なる種類の電池を同時充電可能 (電池は自動識別されます) です。なお、L4 USB Type-C 給電となっていますが、USB 電源アダプタは付属していないため別途用意する必要があります。

パッケージに同梱されているもの

電池容量の測定

Amazon 等で販売されている充電池には電池容量を偽ったものが多くあります。そこで、XTAR 4150mWh リチウムイオンバッテリーの電池容量を測定してみました。

電池容量の測定には、XTAR の容量測定機能付き多機能充電器 VX4 ROWCES の定電流電子負荷テスター DTL150 の2つを使用しました。これらは今回の評価のために購入したものですが、結果的に XTAR 社から提供された充電池本体よりも高い買い物になってしまいました (苦笑)。*2

XTAR VX4 を使ったバッテリー容量の測定

下の写真は XTAR VX4 による電池容量の測定結果です。

容量測定の結果は左から 2433mAh、2452mAh、2636mAh、2579mAh

定電流電子負荷テスター DTL150 によるバッテリー容量の測定

下の写真は定電流電子負荷テスター DTL150 による電池容量の測定結果です。

なお、測定条件は定電流 0.5A放電停止電圧 0.9V にそれぞれ設定しています。

容量測定の結果は左上から 2441mAh、2441mAh、2492mAh、2488mAh

測定結果のまとめ

以上の測定結果を一覧表にまとめると以下のようになります。

VX4 による測定結果と DTL150 による測定結果に微妙な差はありますが、これは測定方法の違いや測定誤差によるものと考えられ、概ね定格の 2,500mWh に近い数値になっており電池容量の偽装はないと判定できます。

No. VX4 による測定 (mAh) DTL150 による測定 (mAh)
1 2,433 2,441
2 2,452 2,441
3 2,636 2,492
4 2,579 2,488

Ni-NH 1.2V 電池と リチウムイオン 1.5V 電池の違い

単三・単四型の充電池として一般的に使われている Ni-MH バッテリーは出力電圧が 1.2V と通常の乾電池 ( 1.5V ) よりも低いため、使用する機器によっては正しく機能しない ( 動作はしても電池残量が正しく表示されない ) ことがあります。

下の写真は、Godox のリモートトリガ Xpro-CPanasonic Ni-MH 単三電池 (ENELOOP) を使用した場合のバッテリー残量表示と、XTAR リチウムイオン単三電池 (4150mWh) を使用した場合のバッテリー残量表示の違いを示したものです。

(左) Ni-MH 電池ではバッテリー残量が正しく表示されません。
(右) リチウムイオン電池ではバッテリー残量が正しく表示されます。

Ni-MH 充電池ではわずかの電圧低下でバッテリー残量ゲージがゼロ表示になってしまうのに対して、リチウムイオン充電池ではバッテリー残量ゲージが正しく表示されているのがわかると思います。

結論として、1.5V 電池の使用を前提とした機器にはリチウムイオン電池を使った方が動作の不安がなくなり精神安定上も好ましいと感じました。

【補足説明】電池の容量測定に使用した機材

今回、電池容量の測定に使用した機器を写真で紹介します。これらの機器については、いずれレビュー記事を起こす予定です。

XTAR 容量テスター付き多用途充電器 VX4

VX4 のパッケージ

VX4 の大きさがわかるように 電池をセットした L4 と比較してみました

定電流電子負荷テスター DTL150

DTL150 のパッケージ

DTL150 の同梱品、電池ボックスは別途必要です

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XTAR バッテリー&充電器

単三充電池 4150mWh 1.5V 4本 + L4充電器

単三充電池 4150mWh 1.5V 4本

L4充電器

XTAR 容量テスター付き多用途充電器 VX4

VX4充電器 KIT (USB 電源アダプタ付き)

VX4充電器 KIT (USB 電源アダプタ無し)

定電流電子負荷テスター関連

ROWCES 150W 20A 定電流電子負荷バッテリーテスター DTL150

ELPA 単三電池ボックス UM-310NH

ELPA 単四電池ボックス UM-410NH

XTAR 製品ページ

www.xtar.cc

www.xtar.cc

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脚注・コメント

*1:4,150mAh ÷ 1.5V = 2,766mAh となるのですが、XTAR 社の公式では 2,500mAh となっています。

*2:VX4、DTL150 については別途レビュー記事を起こす予定です。