機材庫(書斎のウォークインクローゼット)の奥のほうに仕舞い込んだまま 20 年近く放置してあった古いストロボを引っ張り出してきました。なにせ 20 年ぶりに通電したので、コンデンサが爆発しないか、キセノン管のガラスが破砕して飛び散らないか、とドキドキしましたが、問題なく使用できることがわかりました。*1
COMET CL-1250 + COMET CL-25H
ストロボの名称(型番)は COMET CL-1250、容量 1250Ws のいわゆるジェネレータと呼ばれるものです。我が家にはこのジェネレータが2セットあります。また、それぞれに専用ストロボヘッド COMET CL-25H が2灯ずつ(計4灯)付けてあります。*2
COMET CL-1250 の細部
ここでは COMET CL-1250 の細部を観ていくことにします。
昔話的なこと
いまどきはストロボと言えばモノブロックタイプのものが主流ですが、20 年前にはまだモノブロックストロボは一般的ではなかったので、ジェネレータ、ヘッド、ライトスタンド、バックドロップ等の機材一式(もちろんカメラとレンズを含む)を台車に載せて、電車とバスで現場に向かっていました。いま思えば、よくこんなクソ重たいものを持ち歩いていたものだと我ながら感心します(笑)。*3
また、当時は自宅スタジオでの宣材撮影(オスカーのモデル部のモデルさんの宣材撮影、中小芸能事務所のプロフィール撮影、タレントさんのオーディション用の宣材撮影など、いろいろとご依頼をいただいてお受けしていました)やライティング勉強会などにも良く利用していました。
いまではジェネレータを使う機会はほとんどありませんが、こと照明機材に関しては大容量のジェネレータが必要になるケースがあると思います。
資料集(カタログ、リーフレット等)
CL-1250II/2500II(生産終了)|COMET 製品リーフレット