最近(と言ってもすでに半年近く前の話になりますが)PC を新調したのですが、新しい PC のグラボ (4070Ti) のピーク時の消費電力が大きいために UPS の電源容量が不足して警告のアラームが鳴るようになってしまいました。
これまで、書斎に設置してある PC および周辺機器は CyberPower CP900SW JP と BR550S-JP E の2台の UPS で電源を供給していたのですが、この2台では電力供給が賄えなくなってきたので、バッテリー切れで放置してあった BR550S-JP E を復活させることにしました。
交換用バッテリーの選定
BR550S-JP E のバッテリーについては、このブログで以前にも取り上げましたが、メーカー純正バッテリーの価格が高く、本体ごと買い替えた場合とほとんど価格が変わりません(むしろ買い替えたほうが安い場合すらあります)。
加えて BR550S-JP E そのものがすでに販売終了商品になっているため、今後は純正バッテリーの入手が困難になることが予想されます。
そこで、今回は安価でかつ安定して入手可能な互換バッテリーを採用することにしました。
BR550S-JP E では RBC122J という型番のバッテリーを使用しています。 RBC122J でネット検索をかけると純正バッテリーのほかに互換バッテリーがいくつかヒットします。互換とは謳っていても定格が異なるものも含まれているので、純正品よりもバッテリー容量が大きいものを選ぶことにしました。
ENEINNO LEGACY RBC122JS
各種互換バッテリーの仕様や価格、レビュー記事などを比較した結果、ネットショップ電池屋本館 *1 というウェブストアが販売している ENEINNO LEGACY RBC122JS というバッテリーを購入することにしました。購入価格は純正品の半値以下でした。
なお、このバッテリーは現在は DLB1209 という型番で販売されています。
開梱
商品は大きな段ボール箱で届きました。段ボール箱を開けると緩衝用の紙が詰め込まれていました。
緩衝用の紙を取り除くと下からバッテリーが現れました。バッテリーは特に固定されているわけでもなく緩衝用の紙で押さえられえているだけでした。また、ポリ袋等には包まれておらず裸のまま入っていました。
段ボール箱から取り出した RBC122JS です。商品シールが斜めに貼られているのが気になるのは、私の血液型が A 型だからでしょうか?
上面には電極があるだけです。
交換作業
- BR550S-JP E の電源を切って電源プラグをコンセントから抜いた状態で、底面を手前にして横倒しにします。
- 底面のバッテリー収納蓋をスライドして外します。
- バッテリー収納蓋を外すとバッテリーが現れます。
- バッテリーから接続ケーブルを外して本体からバッテリーを引き抜きます。
- 互換バッテリーを本体に装着します。
- バッテリーに接続ケーブルを繋ぎます。
- バッテリー収納蓋を装着して交換作業を終了します。
バッテリー交換後の注意
バッテリー交換を終えたら、BR550S-JP E の電源プラグをコンセントに挿してバッテリーの充電を行います。このとき BR550S-JP E の出力コンセントには機器を接続せずに負荷がかからない状態にします。満充電になっていない状態で出力コンセントに負荷がかかるとアラームが鳴って動作が不安定になるので注意してください。満充電になるまで 12 時間程度かかるようです。
互換バッテリーの使用感
使用感といっても UPS なので特段書くこともないのですが、バッテリー交換を行ってから4か月近く経過した現時点で特に問題は起きていません。
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商品リンク
純正バッテリー
互換バッテリー
※本稿中で購入したバッテリーの後継商品である DLB1209 は Amazon で購入可能です。
脚注・コメント
*1:株式会社ヨコモリ電池屋コーポレーションという会社が運営しています。