Benro のギア雲台(GD3WH)を購入しました。3ウェイ雲台*1と自由雲台*2は持っているのですが、ブツ撮りなどの厳密なフレーミングが求められる撮影に向いているギア雲台は(いいお値段がするので)これまで手を出せずにいました。
雲台の種類
三脚用の雲台の種類としては次のようなものがあります。
雲台の種類 | 説明 |
---|---|
3ウェイ雲台 | 日本でもっとも一般的に普及している雲台。パンハンドルとサイドティルトハンドルと呼ばれる2本のレバーを操作することで構図調整を行う。パンハンドルは上下方向、ティルトハンドルは水平方向の操作に使用する。 |
自由雲台 | 世界的に最も一般的な雲台。他の雲台と比較して小型であるため携帯性に優れている。1つのレバーでレベル(水平)とティルト(前後)をロックするため、どちらか一方だけを動かすことができない。ロックを緩めると構図がズレやすいのがデメリット。 |
ギア雲台 | 近年になって人気が出てきた雲台。風景・建築・商品撮影など厳密なフレーミングを求められる撮影に適している。3ウェイ雲台の一種とも言えるが、ノブを回すだけでロックの解除と構図の調整ができる(ノブを回すのをやめると自動的にロックがかかる)点が特長。ロックし忘れて機材を傷めてしまうこともなく、ロック操作で構図のズレが起きない。 |
ジンバル雲台 | 大口径の超望遠レンズなどの重いレンズに使用する雲台。ジンバルを使ってレンズとボディの重量バランスをとることで、構図を調整する際に重い機材でも撮影者に負担がかからない。雲台そのものが大きく重くなってしまうのが短所。 |
ビデオ雲台 | ムービーカメラ用の雲台。ビデオカメラでは縦位置撮影が必要とされないため、ティルト(前後)とパン(左右)の2軸操作となる。スチルカメラでもジンバル雲台の代わりに大口径超望遠レンズ用に使用することがある。 |
その他の雲台 | チルト雲台、パノラマ雲台など、特定の用途に限定された雲台。あまり一般的ではない。 |
ギア雲台の比較
よく知られている代表的なギア雲台としては以下のものがあります。
メーカーおよび名称 | 説明 | 価格 |
---|---|---|
Manfrotto 410 | 老舗三脚メーカーのマンフロットのアルミニウム製ギア付きジュニア雲台。クイックリリースはマンフロットの独自仕様でアルカスイス互換ではない。 | ¥33,182 |
Leofoto G4 | 三脚メーカーとして最近頭角を現している Leofoto のギア雲台。アルカスイス互換クイックリリースでコンパクトな点が特徴。 | ¥57,800 ~¥68,200 |
Benro GD3WH | 新興三脚メーカーのひとつである Benro のギア雲台。Manfrotto 410 よりも軽量で、Leofoto G4 よりも安価というイイトコ取りの製品。PU70 アルカスイス互換クイックリリースプレート付き。Amazon のマケプレで市価の 1/3 程度で買えるお買い得品(2020-09-13 現在)。 | ¥11,886 ~¥31,680 |
Benro GD3WH
今回、Amazon のマケプレで Benro のギア雲台(GD3WH)が正規代理店価格の 1/3 程度で買えることが分かったので速攻でポチってみました。並行輸入品のようで品物は中国から DHL で送られてきました。2020-09-05 に発注して 2020-09-10 に届きました。
商品リンク
[asin:B000JLI4Q2:detail] [asin:B087Q81K4X:detail]BENRO BENRO GD3WHプレシジョンギアヘッド雲台 GD3WH
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