今回ご紹介する「測るもの」はポケットサイズのデジタルオシロスコープです。私が購入したのは Quimat というブランドのもので Q15001 という型番になっていますが、同型のものが他のブランドからも出ているのでおそらく OEM 製品と思われます。
仕様
本オシロスコープの主なスペックは以下の通りです。
項目 | 仕様 |
---|---|
チャンネル数 | 1 |
アナログ帯域幅 | 0〜200KHz |
感度 | 5mV / Div - 20V / Div |
感度誤差 | <5% |
解像度 | 12ビット |
入力インピーダンス | 1Mオーム |
最大入力電圧 | 50Vpk |
カップリング | DC、AC、GND |
トリガーモード | オート、ノーマル、シングル |
トリガの種類 | 立ち上がり/立ち下がりエッジ |
寸法 | 115mm×75mm×22mm |
重量 | 100グラム |
電源 | 9V DC(8 - 10V許容) |
同梱物・付属品
製品には、2.4 インチカラー液晶を搭載したオシロスコープ本体のほか、AC 電源アダプタ、BNC クリップケーブル1組、英文マニュアルが付属します。
動作チェック
オシロスコープの上面中央に矩形波を出力するテスト用の端子(小さな金属板)が付いています。購入後の動作確認はこの端子を使って行います。BNC クリップケーブルと AC アダプタを接続したら、赤い BNC クリップでこの端子を挟むと波形が表示されます。
使用例
CP-2102 シリアル変換モジュール(シリアル USB 変換モジュール)の一部に 3.3V や信号線から異常な電圧が出力されるものが出回っているということなので手持ちの Rasbee CP-2102 シリアル変換モジュールの 3.3V 出力を測定してみました。
ついでに CH340 を使ったシリアル変換モジュールについても調べてみました。