キヤノンから EOS / EOS R シリーズの新ファームウェアが公開されたので、手持ちのカメラのファームアップを行うことにします。ついでに、手持ちのレンズについても最新ファームウェアかチェックして古いものだったらアップデートします。
ファームアップの手順
最新ファームウェアのダウンロード手順
まず、カメラおよびレンズの最新ファームウェアを下記のページからダウンロードします。
ちなみに、最新のドライバー/ユーティリティは下記のページからダウンロードできます。カメラの機種ごとに使用できるアプリ(Digital Photo Professional など)がまとめられているので、お使いの機種にあわせて適宜アップデートしましょう。
カメラのファームアップの手順
カメラ(EOS / EOS R シリーズ)のファームウェアのアップデート手順は、それぞれの機種毎にファームウェアのダウンロードページに PDF 文書が用意されているので、その手順に沿ってファームアップを実施します。
ここでは EOS R シリーズのファームアップ手順 *1 のスクリーンショットを掲載します。
レンズのファームアップの手順
レンズ(RF レンズ、EF レンズ、EF-S レンズ、EF-M レンズ)のファームウェアのアップデート手順は、それぞれのレンズ毎にファームウェアのダウンロードページに PDF 文書が用意されているので、その手順に沿ってファームアップを実施します。
ここでは RF / EF レンズのファームアップ手順 *2 のスクリーンショットを掲載します。
ファームアップの実施
EOS RP のファームアップ
まず、EOS RP のファームウェアのアップデートを行います。ここでは Windows PC 版のファームウェアを使い、SD カードによるアップデートを行います。
- EOS RP の最新ファームウェア *3 を下記ページからダウンロードします。
- ダウンロードしたファイル(eosrp-v160-win.zip)を解凍します。
-
解凍してできたファームウェア(EOSRP160.FIR)を SD カードのルートフォルダにコピーします。
- EOS RP に SD カードをセットして電源を入れます。
- 撮影モードを <P> に設定して <MENU> ボタンを押します。
- [機能設定] メニューの [ファームウェア] を選択して <SET> ボタンを押します。
- 以後、画面の指示に従ってファームウェアをアップデートを行います。*4
- アップデート完了画面が表示されたら <SET> ボタンを押します。
- ファームウェアがアップデートされたことを確認します。カメラの電源をいったん切ってから入れなおし、[機能設定] メニューの [ファームウェア] で表示されるバージョンを確認します。
- 以上でファームアップは完了です。
EOS R のファームアップ
つぎに、EOS R のファームウェアのアップデートを行います。EOS RP tと同様に Windows PC 版のファームウェアを使い、SD カードによるアップデートを行います。
EF レンズを RF マウント機でファームアップする
手持ちのレンズのファームウェアバージョンをチェックしたところ、すべて最新バージョンになっていました。このため、今回はレンズのファームアップは行いませんが、EF レンズのファームウェアを RF マウント機(マウントアダプター経由)でアップデートできるのか調べてみました。
- EOS R にマウントアダプター CR-EF-EOSR を介して EF レンズ(ここでは EF40mm F2.8 STM を使用)を装着します。
- [機能設定] メニューの [ファームウェア] を選択して <SET> ボタンを押すと、装着されているレンズやアクセサリ類のファームウェアバージョンが表示されます。
- ファームウェアをアップデートしたい項目を選択して <SET> ボタンを押すと、アップデートが開始されます(以下省略)。