「セーラー服と機関銃」は、劇場版とテレビ放映版をあわせてこれまで4回映像化されています。ここではそれらの作品で主人公が使っていた短機関銃について簡単に取り上げてみます。
薬師丸ひろ子バージョン(劇場版)
薬師丸ひろ子バージョンでは M3A1 (電気着火のプロップガンで発火機構を組み込むために銃身の基部がちょっと長くなっています)が使われています。
ちなみに「カイカン!」という名台詞でお馴染みの射撃シーンでは飛んできたガラスの破片で左頬に怪我をしたと言われています。動画で射撃前と射撃後の画像をチェックすると怪我をしていることがわかります。
レコードのジャケットでは劇中で使っているものとは別の無改造のもの(M3 か M3A1 かは不明)を使っています。左頬の怪我もメイクっぽいです。
なお、書籍のポスター撮影では改造されていない M3 が使われています。
原田知世バージョン(フジTV版)
原田知世バージョン(フジTV放映)でも薬師丸ひろ子バージョンと同じように銃身基部が改造されている M3A1 (薬師丸ひろ子バージョンとは形状が異なる別物)が使われています。
長澤まさみバージョン(TBS版)
長澤まさみバージョン(TBS放映)では MP40 が使われています。
橋本環奈バージョン(劇場版)
橋本環奈バージョンでは M3A1 ではなく M3 が使われています。