カメラスタンドプレート( CSP ) とは
カメラ スタンド プレート( CSP ) は、三脚の代わりにローアングル撮影や長時間露光撮影、夜景撮影などを行うことができるプレート状のカメラスタンドです。三脚に比べて小型軽量なので携帯にも便利な優れものです。
カメラ スタンド プレート( CSP ) にはLサイズ( W142×D70×H9 mm、重さ110g )とSサイズ( W91×D55×H9 mm、重さ60g )の2種類があり、それぞれ専用の雲台等の有無によっていくつかのバリエーションに分けられています。
- CSP101 : Lサイズのプレートのみ
- CSP102 : Lサイズのプレート + 低重心自由雲台のセット
- CSP103 : Sサイズのプレートのみ
- CSP104 : Sサイズのプレート + 低重心自由雲台のセット
- CSP105 : Lサイズのプレート + 低重心自由雲台 + L型クイックリリースプレートのセット
- CSP106 : 低重心自由雲台のみ
- CSP107 : ミニミニ自由雲台のみ
- CSP108 : L型クイックリリースプレートのみ
本稿ではLサイズのプレートに専用の雲台をセットした CSP102 についてレビューを行います。
CSP102 の開封と組み立て
CSP102 は Lサイズのプレート と 専用雲台(低重心自由雲台)のセットです。専用雲台ではなく手持ちの雲台を使用することも可能ですが、雲台によっては操作レバーの可動域の問題で使用が難しいケースも考えられます。筆者はリスクを避けるため専用雲台付きのセットを購入しました。
カメラスタンドプレートへの雲台の装着は、プレートの裏面にあるネジで行います。このネジは緩みやすいので、締め付けはきちんと行ったほうがいいと思います。
なお、プレートの裏面はラバーコートが施されており、ツルツルのテーブルの上に置いてもカメラスタンドプレートが滑ることはありません。雲台はアルカスイス互換クイックリリースになっているため、アルカスイス互換に対応している機材であれば、カメラでもストロボでも簡単に脱着することができます。
CSP102 の使用例 ( EOS 5D MarkIV + EF100mm F2.8L MACRO IS USM )
まず、EOS 5D MarkIV に EF100mm F2.8L MACRO IS USM を装着してカメラスタンドプレートに取り付けてみました。カメラスタンドプレートへの取り付けには iShoot Tripod Mount Ring IS-C100L for Canon EF100mm F2.8L Macro IS USM を使用しました。専用雲台の出来が予想以上によく、こんな重い組み合わせの機材でも何の問題もなく使用することができました。
なお、iShoot Tripod Mount Ring IS-C100L for EF100mm F2.8L Macro IS USM については下記の記事をご覧ください。
CSP102 の使用例 ( EOS R + RF35mm F1.8 MACRO IS STM )
つぎに、EOS R に RF35mm F1.8L MACRO IS STM を装着してカメラスタンドプレートに取り付けてみました。専用雲台への取り付けには SUNWAYFOTO PCL-RG(Custom L Bracket For Canon EOS R With Battery Grip)を使用しました。
なお、SUNWAYFOTO PCL-RG(Custom L Bracket For Canon EOS R With Battery Grip)については下記の記事をご覧ください。
CSP102 による作例
EOS R に EF100mm F2.8L MACRO IS USM を装着して CSP102 でミニチュア戦車模型を撮影してみました。なお、ライティングは室内光(LED蛍光灯)のみです。
商品リンク
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