世間ではミラーレス一眼が主流になっていますが、我が家ではまだ一眼レフも併用しています。特にフラッグシップ機はおいそれと買い替えられるものではないので、一世代前の機種 Canon EOS 1DX MarkII を手放せずにいます。
Canon EOS 1DX MarkII に装着できるアルカスイス互換のLブラケットを探してみたのですが、フラッグシップ機でしかも一世代前の旧機種となると、さすがにアクセサリ類の供給が少なく かつ 国内販売価格が高いので、海外サイトから取り寄せることにしました。
EOS 1D X MarkII 用Lブラケットの購入
商品の発注
Canon EOS 1DX MarkII に使用できるLブラケットをネットで検索したところ、SUWAYFOTO 製、SIRUI 製、ノーブランド品(メーカー不詳)の3種類がみつかりました。今回はできるだけ出費を抑えたかったので、この中からもっとも価格の安いノーブランド品を購入しました。筆者が購入した時点では AliExpress で 4,104円(配送無料)でした。
SUWAYFOTO PCL-1DXII
SIRUI TY-1 DXIIL
ノーブランド(メーカー・型番不詳)
商品の到着
開梱
2022年 3月19日に商品を発注して 3月29日に届きました。梱包は中華お馴染みのビニール袋で、中には何の飾り気もない段ボール箱が入っていました。
段ボールを開けると、中身はLブラケット本体と六角レンチが2本入っているだけで、説明書の類は入っていませんでした。
外観
Lブラケット本体の外観写真を貼っておきます。
EOS 1D X Mark II に装着してみる
さっそく EOS 1DX MarkII にLブラケットを装着してみました。
Lブラケットを装着した状態で EOS 1DX MarkII 左側の各種端子カバーの開閉は可能ですが、奥行きがあるためあまり操作しやすいとは言えません。装着時に位置決めをしっかりしないとカバーの開閉に支障が出るので注意する必要があります。
ワイヤレスファイルトランスミッターが取り付けられないという問題
ここまで来て大きな問題が発生しました。Lブラケットを装着した状態ではワイヤレスファイルトランスミッター WFT-E8B を取り付けることができないのです!
Lブラケットの装着位置を左側にずらしてみましたが、WFT-E8B を装着するにはリーチが足りませんでした。
ATOLL に期待
というわけで、 EOS 1DX MarkII にLブラケットを調達してみたものの、無線(Wi-Fi)を使ったテザー撮影には使えないことがわかりました。
ちょうどそんなときにクラウドファンディングの CAMPFIRE で『二層型回転リングATOLL』という商品のプロジェクトが立ち上がりました。このリングを使用すればLブラケットは不要になるので、上記のような使用上の制約はなくなります。さっそく Canon RF マウント用(ATOLL C) と Canon EFマウント用(ATOLL D)のセットを発注しました。商品が届きましたらまたレビューしたいと思います。*1
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商品リンク
脚注・コメント
*1:当初8月には商品を発送するという話でしたが、製造が遅れているようで納品も遅れる見込みです。