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セコニック スピードマスター L-858D トランスミッター RT-GX バンドルキットが届きました

Amazon で購入予約していたセコニック スピードマスター L-858D トランスミッター RT-GX バンドルキット(予約特価品)が届きましたので簡単にレビューします。

L-858D トランスミッター RT-GX バンドルキットとは

セコニック スピードマスター L-858D トランスミッターバンドルキットの概要については、以前に本ブログにて取り上げました。商品概要をお知りになりたい方は下記の記事をご一読ください。

今回購入したのは、Godox フラッシュ用トランスミッター RT-GX がバンドルされた商品で、スピードマスター L-858D に RT-GX が組み込まれた状態で販売されています。

開梱

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パッケージとその中身。L-858D 本体はソフトケースに収納されています。ストラップと液晶保護フィルムが同梱されています。なお、スタートアップガイド以外の製本マニュアルは添付されていないので、別途ウェブサイトからダウンロードする必要があります。

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ソフトケースから L-858D を取り出してみました。

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電池室内にトランスミッターのモジュールが組み込まれています。電源は単三電池2本です。

L-858D の操作

L-858D の各種設定を行う

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MENU ボタンを押すと各種の設定メニューが表示されます。諸々のカスタマイズはこのメニューから行います。液晶ディスプレイがタッチパネルになっているので、設定はタッチパネルで行います。

測定モードを選択する

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測定モードをメニューから選択します。測定モードは全部で 17 モードあります。選んだ測定モードに応じて、測定画面の設定内容(絞り・シャッタースピード・ISO 感度など)が切り替わります。Godox のストロボを使用する場合は無線接続の項目の中から選択します。

Godox のストロボを発光させて露出を測定する

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Godox のストロボのチャンネルとグループを指定して発光量を設定します。設定は個々のグループ単位または全グループ一括で行うことができます。モデリングランプのオンオフも指定できます。
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露出の測定を行います。露出の測定は個々のグループ単位または全グループ一括で行うことができます。個々のストロボごとの露出を測って光量を微調整をしてから全体の露出を測定するという手順を踏むことができます。
なお、個々の露出を測定するときは受光部(光球)を格納して平板として使用します。

反射光式露出計として使用する

スピードマスター L-858D は入射光式露出計と反射光式露出計の2つの使い方ができます。液晶画面下段中央の表示が光球のアイコン表示のときは入射光式、目のアイコン表示のときは反射光式になります。タッチパネルのアイコンをタップすることで変更できます。

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ファインダーのキャップを外して(反対側の)接眼部を覗いて測光を行います。メモリ機能を使って入射光式と反射光式の測定値を組み合わせて露出を決めることができます。

マニュアルおよびソフトウェアの入手

マニュアルを公式サイトからダウンロードする

L-858D のパッケージにはスタートアップガイド以外の製本マニュアルは添付されていません。詳細なマニュアルは公式ウェブサイトから別途ダウンロードする必要があります。

  1. スピードマスター L-858D 使用説明書 ※230ページ
  2. SPPEDMASTER L-858D スタートアップガイド ※16ページ
  3. トランスミッターRT-GX(Godox用) 使用説明書 ※60ページ
  4. トランスミッターRT-BR(broncolor用) 使用説明書 ※48ページ
  5. トランスミッターRT-EL/PX(Elinchrom/Phottix用) 使用説明書 ※60ページ
  6. L-858D 専用トランスミッター RT シリーズ スタートアップガイド ※2ページ

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L-858D と RT-GX のマニュアルだけでも印刷(1/2 サイズで両面印刷)するとこのボリュームになります。

トリセツでマニュアルを参照する

公式ウェブサイトからファイルをダウンロードする方法のほかに「トリセツ」を利用する方法があります。「トリセツ」はスマホや PC で各種の取扱説明書を参照できる無料サービスで、L-858D のマニュアルも参照可能です。

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iPhone の「トリセツ」アプリに L-858D と RT-GX を登録しておくことでいつでもどこでもマニュアルを参照できるようになります。

なお、「トリセツ」については、本ブログでも以前に取り上げていますので、興味のある方は下記の記事をご覧ください。

ファームアップ用ソフトウェアを公式サイトからダウンロードする

L-858D のファームウェアアップデートには専用のユーティリティソフト(Data Transfer Software)が必要です。このソフトウェアはパッケージには同梱されていないので、公式ウェブサイトからダウンロードする必要があります。

  1. 【Windows版】Data Transfer Software Ver.6.1.0
  2. 【Macintosh版】Data Transfer Software Ver.6.1.0
  3. Data Transfer Software ソフトウェアガイド Ver.6.1.0 ※93ページ

セコニック公式ウェブサイト(ダウンロードページ)

商品リンク

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