先日「UPS のバッテリー交換 ( CyberPower CP900SW JP 編 )」のタイトルで UPS のバッテリー交換の記事を投稿しましたが、書斎で使用しているもう1台の UPS ( APC BR550S-JP E )も購入後数年が経過しているので、こちらのバッテリーも交換しようと思い、ネットで交換用バッテリーの安い出物を探してみました。
すると、純正バッテリーの販売価格よりも安い値段で APC BR550S-JP E 本体を販売している Web ショップ *1 が見つかりました。販売価格は 11,550 円(税込)、さらにここはdポイントが使えるので余っていたdポイント 965 円を使って 10,585円(税込、送料無料)で購入することができました。*2
我が家にある UPS
我が家には現在3台の UPS があります。書斎に2台、リビングに1台という構成です。*3
書斎に設置されている UPS は、CyberPower CP900SW JP と APC BR550S-JP E の2台ですが、今回 UPS の交換を行うのは後者( APC BR550S-JP E )です。
APC BR550S-JP E
APC BR550S-JP E は、出力パワー 550VA( 330W )の正弦波出力の UPS です。*4
Schneider Electric は有名な UPS メーカーであり、その製品には定評があります。APC BR550S-JP E はこのクラスの UPS としてはスタンダードな製品です。
バッテリーの接続
APC BR550S-JP E は出荷時にはバッテリーが接続されていない状態になっています。このため使用前にバッテリを接続する必要があります。バッテリーの接続は以下の手順で行います。
- 本体の液晶パネル(以後、正面パネルと呼びます)を手前側にして置きます。
- 本体を横(正面向かって左側)に倒し、底部にある蓋をスライドして外します。
- バッテリーを引き出します。
- バッテリーには黒いケーブルは接続されていますが、赤いケーブルは接続されていない状態になっています。
- 赤いケーブルのコネクタを赤いマークが付いている端子に挿し込んでしっかりと接続します。(奥まできっちりと挿し込んでください。接触不良を起こすと発熱等が発生する恐れがあります。)
- 赤いケーブルの接続を終えたらバッテリーを本体に収納して蓋を閉じます。このときケーブルをバッテリーや蓋で挟まないように気を付けてください。
以上で使用前の準備は終了です。UPS の電源プラグをコンセントに挿して電源バックアップしたい機材を背面パネルのコンセントに接続します。
古い UPS の廃棄
以上で UPS の交換は終了となりますが、古いほうの APC BR550S-JP E はまだ使用可能なので廃棄はせずにリビングの家電バックアップ用に使用することにしました。
実は我が家にはもう1台 Schneider Electric 製の古い UPS ( APC Smart-UPS 500 )があるのですが、ずいぶん前にバッテリー切れになったままメーカーサポートが終了してしまって放置状態になっていたので、メーカーに回収・廃棄を依頼することにしました。
Schneider Electric では UPS の新規購入時(3カ月以内)にかぎって、同容量の同社 UPS を無償で回収するサービス( Trade UPS プログラム )を行っているのでこれを利用します。なにしろ重量のある製品なので送料だけでも馬鹿になりません。無償で収集してくれるサービスは非常にありがたいです。
なお、 Trade UPS プログラムについては下記のページをご覧ください。