「人生100年時代 *1」なんぞというキーワードで「少子高齢化対策」という錦の御旗の元に老人をいたぶる政策が推進されている昨今ですが、実際に100歳まで生きられる人がどのくらいいるのか?と疑問に感じている今日この頃です。
というわけで、今回のテーマは「果たして自分は何歳まで生きられるのか」という話。
平均寿命と平均余命
世界保健機関(WHO)の世界保健統計のデータベースによると、2019 年の世界の平均寿命は 73.3 歳で、その内訳は女性 75.9 歳、男性 70.8 歳となっています。ちなみに、2019 年の日本人の平均寿命は女性 87.45 歳、男性 81.41 歳です(厚生労働省まとめ)。
ここで勘違いしてはいけないのは、たとえば現在 63 歳の男性 *2 があと 18 年しか生きられないということではないという点です。現在の年齢をもとにあと何年生きられるかの期待値を平均余命と呼びます。すなわち0歳児の平均余命を平均寿命と呼んでいるわけです。
【参考資料】平均寿命・平均余命 ( 平成27年度 )
自分があと何年生きられるかを知る
現在の年齢を元に自分があと何年生きられるかの確率を計算できるページをご紹介します。あくまで参考まで・・・ということで、自分の余命がどのくらいなのかを知っておくのも悪くはないと思います。
ちなみに筆者の場合は 84 歳で5割を割っていました。その後は毎年生存確率が 5% ずつ下がっていくようです(汗)。
自分が1年以内に死亡する確率を知る
ある期間における死亡状況(年齢別死亡率)が今後変化しないと仮定したときに、各年齢の者が1年以内に死亡する確率や平均してあと何年生きられるかという期待値などを死亡率や平均余命などの指標によって表したものを生命表と呼び、政府統計ポータルサイト e-Stat に随時公開されています。最新の平均余命を知りたい場合はこのサイトで最新データを得ることができます。
下記のリンクを開くと生命表の Excel シートをダウンロードすることができます。最新の生命表によれば、筆者の年齢の死亡率は 0.00841 ~ 0.00923 %、平均余命は 20.86 ~ 21.68 年となっていました。
【参考資料】生命表 ( 平成25年~最新データ )
下記のリンクからも生命表を閲覧することができます。