パナソニック ジェットウオッシャー ドルツ EW-DJ51 が内蔵バッテリーの劣化により、電池切れが頻発するようになってきたのでバッテリーの交換を行いました。
パナソニック ジェットウオッシャー ドルツ EW-DJ51
ドルツ EW-DJ51 は Panasonic 製の歯間・歯周洗浄用のジェットウォッシャーです。すでに生産を終了していますが、まだ市場在庫があるようでスペアのジェットノズルの入手も可能です。ドルツ EW-DJ51 の詳細については下記のページを参照してください。
EW-DJ51 交換用電池の購入
ドルツ EW-DJ51 の交換用電池は EW1211L2507N という型番のもので、楽天に出店している複数のストアから購入が可能です。今回はその中でも送料を含めて最安値で購入可能な「でん吉」というストアから購入しました。購入価格は 990 円(税込)+送料 180 円でした。
EW-DJ51 の電池交換の方法
最近では、シェーバーやジェットウォッシャーなどの充電池を内蔵している製品では、製品の廃棄時にバッテリーを取り出して別途処理することが求められています。そのため、製品の取扱説明書には "廃棄のための電池の取り出し方" が記載されています。電池交換にあたってはこの説明をもとに作業を行います。
なお、説明書の記載は、あくまで "廃棄のため" のものなので、電池交換作業は自己責任で行う必要があります。特に水を使用する製品については、防水・耐水のためのパッキン等の処理をきちんと行う必要があるので十分に注意してください。
電池交換の具体的手順
- 交換作業の前に内蔵電池が放電し切っていることを確認します。電池残量がある場合は残量がなくなるまで空運転を行います。
- 底面の貯水タンクを取り外します。
- 底面のビス2本を外して底面パネルを取り外します。このとき、ビス孔に付いているパッキン(黒いOリング)を無くさないように気を付けてください。
- 上面のカバーを取り外します。カバーの取り外しにはお馴染みのケースオープナーなどの治具を使うと簡単です。
- 写真のパーツを外し、下に隠れていたビスを外します。
- ケースから中身のユニットを引き抜きます。気密を高めるためにパッキンがきつめに装着されている関係で簡単には引き抜けませんが、くれぐれも部品を壊さないように慎重に作業してください。
このとき、できればトップカバーごと内部ユニットを引き抜くようにしてください。私は誤ってトップカバーだけ外してしまいましたが、組み戻すときにトップカバーの内側にゴムパイプを付けるのに難儀しました(汗)。
- 内部ユニットから電池2本を外します。
- 新旧電池を並べてみました。よく見ると新品の電池の+電極の先端にプラスティック製リング(防水パッキンを押さえるもの?)がありません。
- そこで旧電池から先端のリングを新しい電池に移植して、ユニットに取り付けます。このとき、電池は黒いスポンジ面が手前に来るように取り付けます。
- 元通りに組み直して作業は終了です。
- 最後に、問題なく充電できることを確認します。