GODOX SK300II プロフェッショナル スタジオフラッシュ ~前編~ では GODOX SK300II 本体についてレビューを行いました。後編では同ストロボに同梱されていたGODOX BD-04 バーンドア ハニカムグリッド 4色フィルターセットを使用したサンプルとモデリングライトの LED への換装について取り上げます。
前編をまだお読みになっていない方は下記の記事もあわせてご覧ください
GODOX BD-04 について
GODOX BD-04 バーンドア ハニカムグリッド 4色フィルターセットには以下のアクセサリが含まれています。本記事ではバーンドアと4色フィルターを実際に使用した例をレビューします。*1
- バーンドア(ボーエンズマウント)
- ハニカムグリッド
- 4色フィルター(赤・青・黄・緑)


また、今回購入したストア(PERGEAR)では独自にクリーニングキット(手袋、クリーニングクロス、クリーニングブラシ)のオマケを付けてくれました。*2


4色フィルターセットの効果
前編 の天井バウンスでの使用例と同じセッティングで4色フィルターの効果を試してみました。




② 青フィルター(ISO 400、1/60秒、f/4)
③ 緑フィルター(ISO 400、1/60秒、f/4)
④ 黄フィルター(ISO 400、1/60秒、f/5.6)
バーンドアの効果
次に、モデリングライトだけを使用して、バーンドアの有無で光の拡散がどのくらい変わるかを試してみました。


(右)バーンドアを使った場合
モデリングライトの LED への換装
GODOX SK300II に標準添付されているモデリングライトは 150W のハロゲンランプなのでかなりの発熱があります。そのため使用中・使用後に不用意に触れると火傷の危険があるほか、難燃性素材を使用していないソフトボックスやアンブレラ等と組み合わせた場合に発煙や発火の恐れがあります。*3
そこで、モデリングライトを市販の LED ランプ(E26 ソケット)に換装してみます。
使用した LED ランプ
GODOX SK300II のモデリングライトは、ストロボの光量に比例して光量を可変にするモードと 100% 固定で発光するモードがあります。モデリングライトを LED に換装するにあたって、光量可変モードで使用する場合には調光可能な LED ランプを選択する必要があります。*4
今回の記事作成にあたって、調光可能な LED ランプを探してみたところ、E11 ソケットのものはいくつか見つかったのですが、E26 ソケットのもので使えそうなものを見つけることはできませんでした。
元々 LED ランプはハロゲンランプに比べて光量が小さいので、光量可変モードで使用することはないでしょうし、100% 固定発光で使用するものと割り切って安価な LED ランプを購入しました。


(右)発光の様子がわかるようにカメラの露出を絞り込んでみました。
標準装備のハロゲン球との比較
GODOX SK300II に標準添付されているハロゲンランプと LED ランプとの比較をしてみました。色温度の違いがわかるようにカメラのホワイトバランスは 5600K に固定してあります。明るさ調整や色調整等のレタッチは一切行っていません。



(左・中)がセッティングで(右)が撮影結果(色温度 2480K、f/4、1/60秒、ISO 800)。



(左・中)がセッティングで(右)が撮影結果(色温度 6810K、f/4、1/15秒、ISO 800)。
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